阿見町の人口のゆくえ
- [初版公開日:2025年08月21日]
- [更新日:2025年8月21日]
- ID:14998
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阿見町の人口って、いまどうなってるの?
本町の人口は、平成7年に常住人口が45,000人を超えてから、しばらくは48,000人前後で落ち着いていました。しかし、ここ十数年の間に、大きな変化がおきました。
平成19年に「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」の牛久阿見ICと阿見東ICの2つのインターチェンジが開通しました。これをきっかけに、隣接する阿見吉原地区には企業の進出が進み、産業の基盤や働く場が広がってきました。
さらに、平成29年には圏央道の茨城県内全区間が開通し、現在は4車線化も進められており、今後はより一層アクセスや利便性の向上が期待されています。
こうした恵まれた立地を背景に、大規模な宅地開発が進み、新たな住宅地が次々と形成されています。現在開発中の西部地区を含め、市街化区域の多くで都市基盤の整備が整い、暮らしの環境も着実に向上しています。
その結果、人々の関心や注目を集めるようになり、人口も増加傾向となっています。特に子育て世帯の流入が多く、本町ではこうした世帯を支援する施策を積極的に進めてきました。
さらに、圏央道の開通によって東京都心までのアクセスが大きく改善したことから、物流施設や大型商業施設の建設も進み、まちの都市化が一層活発に進んでいます。
総務省が公表した「令和4年の人口移動報告」では、全国の町村で“転入超過数”が最も多かった町として注目されました。現在も、茨城県内において転入者数の多い市町村の上位を維持しています。
令和7年10月に行われる国勢調査では、阿見町の人口が50,000人を上回ると見込まれています。
この人口50,000人という規模は、地方自治法における市制施行の要件の一つであり、町では市への移行にむけ制度面・体制面の整備を進めております。

この先も人口は増え続けるの? 阿見町の人口推計について
令和5年10月に常住人口が50,000人を突破し、現在も人口が増え続けていますが「この先もずっと増え続けるの?」と不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。
実際、全国的には出生数の減少や高齢化が進んでおり、多くの自治体が人口減少に悩まされています。
そのような状況の中、本町がどんなふうに“これからの人口のゆくえ”を見ているのか?
本町では、「阿見町人口ビジョン(令和6年度改訂版)」(別ウインドウで開く)で、将来人口の見通しを立てております。
その中で、将来の出生率の変化や人の移動などを踏まえて、2033 年の人口見通しを『50,000 ~51,000 人』と推計しております。

阿見町の人口推計から 町が目指す未来
本町は、2033 年の人口見通し『50,000 ~51,000 人』の達成を目指すとともに、さらに長期的な視点で、バランスのとれた人口構成と50,000人の維持を目標に、地域産業の活性化や生活環境の整備、移住定住の促進に取り組んでまいります。
将来の高齢化の進行を見据え、世代間の交流や健康づくりを推進し、地域の活力を維持してまいります。また、集落部においても自然との調和を図りながら、生活の安全性や快適性を整え、誰もが住み続けられるまちづくりを進めてまいります。
それらに加えて、結婚、出産、子育てに対する支援や教育環境の整備などを行い、特に 20 代~ 30 代の若年層や子育て世代を中心とした社会増を目指します。
住民の皆さまが安心して暮らせるまちをめざし、将来へとつながる持続可能なまちづくりを進めてまいります。

未来のこともちゃんと考えて、いろいろ準備してるんだね~。
ずっと住みやすくて、みんなが安心して暮らせる市を目指してほしいな♪