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あしあと

    令和5年度第3回議会モニター会議を開催しました

    • [初版公開日:2024年01月11日]
    • [更新日:2024年1月11日]
    • ID:12530

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    令和5年度第3回議会モニター会議を開催しました

    阿見町議会では、令和4年度から「議会モニター制度」を導入しております。

    町民からの要望、提言、その他の意見を広く聴取し、議会改革・活性化の推進及び政策提案機能を強化することを目的とし、12名の議会モニターの方々にご活躍いただいております。

    議会モニター会議の様子

    令和6年1月11日、令和5年度第3回議会モニター会議を開催しました。

    今回の議会モニター会議では、

    (1)令和5年度の議会モニター会議における意見交換の総括

    (2)質疑応答

    (3)意見交換「議会モニターをやってみてどうだったか」

    を行いました。また、岩崎議会改革アドバイザーにも講評のためご出席いただきました。

    岩﨑弘宜議会改革アドバイザー

    これまでの意見交換の総括としては、「議員カフェ」の素案についての説明を行いました。

    この素案は、これまでの意見交換で出た「街に出て情報収集をしてはどうか」、「もっと議員の顔や意見が知りたい」、「スーツを着た方に圧をかけられるような感じは良くない」、「リラックスして語る場があるといい」といったご意見を集約したものです。


    「議員カフェ」素案は、町民の方々が気軽に議員とお話をできる場を設けるというコンセプトで、地域の公民館やふれあいセンターなどで開催することを想定したものとなります。

    議員との距離感をなくすため、議員はスーツではなく私服で参加し、お茶を飲みながらのリラックスした雰囲気で、議員の自己紹介もしながらフリーテーマでの会話をするというものです。

    ※現時点では素案の段階です。実施するためには、これから協議・検討をしていく必要があります。

    議員カフェ(素案)


    その後の意見交換は、町の木「サクラ」・町の花「キク」・町の鳥「ウグイス」をグループ名として、3グループに分かれて行いました。

    今回の意見交換では、「議会モニターをやってみてどうだったか」と題して、今年度の議会モニターとして活動してきたことを振り返りながらの意見交換を行いました。

    今回は、初めての試みとして、間を隔てるテーブルを取り払い、イスだけで円座になって行いました。

    これまでと同様に、和気あいあいとした雰囲気での意見交換が行われていました。

    意見交換・グループ「サクラ」
    意見交換・グループ「キク」
    意見交換・グループ「ウグイス」

    意見交換の後は、それぞれの議会モニターから今年度の感想をいただきました。

    いただいた感想は、次のとおりです;

    ・議員カフェを開催した暁には、阿見町の良さをちりばめて話をしていただければと思います。

    ・阿見町の議会は、県内の他自治体に比べても、非常に明るく前向きな雰囲気があふれてると思いました。それも、議員さん一人一人の前向きな町政を盛り上げていこうという高い志と、それを支えて力を発揮させようという、議会事務局の皆さんの頑張りが、すごく大きいんだろうと感じました。その上でちょっと残念なのは、こうしたことを私たち町民が把握していないことです。こんなに頑張ってますよ、こんなに前向きに進んでますよということが、町民の一人一人にもっと知らせられるような広報活動があるといいなと思いました。

    ・議員さんたちの顔を覚えて、いろいろな意見があることもわかりました。町の行政や予算などいろいろわかりましたので、すごくプラスになりました。

    ・実際に議員さんから話を聞くと、活動の範囲がすごく広いことにびっくりしました。また、政務活動費がないことにも驚きました。ぜひ、これから頑張って政務活動費を付けていただきたいなと思います。

    ・次年度の議会モニターには、より多くの方が参加できるように期待しております。どんどん新しい方に入っていただいて、フレッシュな意見をどんどん入れていただけるといいのかなと思います。

    ・役場に何度か足を運ぶ機会は初めてでしたが、いろいろな勉強をさせていただきました。

    ・いろいろな議員さんの方のお名前と、どういった方なのかということを知ることができて、とてもよかったです。

    ・議会改革・活性化の推進や政策提案機能の強化という議会モニター制度の目的を考えると、議員さんと住民が直接に話し合う場に大きな効果があると思います。具体的には議員カフェや議会報告会になるかと思いますが、参加者をたくさん集めたり、有意義な意見交換のため関心の高い人を集める仕掛けづくり、また、参加者が聞きたいことを考えた議題設定、それから結果の報告、そうしたことを考えて、何らかの形で役に立ったことを積み上げていくことが大切だと思います。

    ・議員報酬の件や政治倫理条例の改正について意見交換をする機会がありましたが、他市町村の状況や地方議会の課題と状況を知ることができて、たいへん興味深かったです。

    ・議会活性化などに向けた活動が、必ずしも目に見えるものになっていないのではないかと思います。もう少しブレイクダウンして、抽象的なものを具体的な形にするようなことを考えてはどうかと思います。

    ・議会モニターは2年目です。昨年度は、議会モニターも議員さんも、初めてでお互いに何をしていいかわからないような状態でしたが、今年度は議会モニターの活動が議員カフェという形にまとまって、私たちの活動が役に立っていることを実感できました。次は、議会モニターさんに何をしていただくかということを作って、来年度はアクションが進むようにしてほしいと思います。これからいろんなことを考えていくことになりますが、トライアルをする場にいられてよかったです。

    ・議会モニターを務めてよかったことは、議会の傍聴をしたり議会報告会に参加する機会となったことです。議員さんと直接話ができたことは、とても貴重な体験でした。

    ・議会モニターの役割は、中立の立場で冷静に議会を見て、改善につながることは提案して、可能であればそのようなことを他の町民の方に知らせることだと思います。何回か議員さんと話をして親密になってくると、どうしても議員さんの側になりがちですが、やはり中立の立場を保持することが議会モニターに求められることだと思います。

    ・初めて本会議を傍聴しましたが、どのようなスタイルでやっているかを具体的に見ることができました。それぞれの議員さんが持っている得意分野や問題意識が、一般質問という形で執行部に提示されて、執行部がそれに対して答弁することで、具体的な政策や施策が決まっていく過程というものわかったのがとても印象的でした。

    ・議員さんをちゃんと見て選んでいくことが大事だと思いました。それぞれに得意・不得意があるので、議員さん一人一人の政見をよく見て、投票しないといけない。そのようにすれば、住民としての意見が伝わることが議会を見ててわかりました。民主主義や選挙はそういう仕組みになっていて、ちゃんと動かしたらちゃんと活きるシステムになっていることがわかりました。


    議場での参加者集合写真

    広聴広報特別委員会の調査期間は、令和6年3月で完了します。

    これまでの活動については、報告書という形で取りまとめ、令和6年3月定例会で委員長から報告を行います。

    報告書の作成に当たっては、「議員カフェ」素案のほか、これまでの意見交換でいただいた貴重なご意見をもとに行い、改選後の議会に対して引き継いでいきます。

    議会モニターの皆さま、ありがとうございました。

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    阿見町役場議会議会事務局

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