子宮頸がんワクチン予防接種について
- [初版公開日:2022年04月01日]
- [更新日:2025年3月4日]
- ID:10061
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
令和3年11月26日の厚生労働省の通知により、令和4年4月から子宮頸がん予防ワクチンの接種勧奨を再開しています。これは、国の検討部会において、HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、ワクチン接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたためです。
対象となる方及び保護者の皆様には、子宮頸がんワクチンの効果や副反応等のリスクについてご理解いただき、接種についてご検討ください。

経過措置について
阿見町では令和7年2月末に、経過措置の対象となる方へご案内を郵送しました。
下記対象年齢でかつ対象条件に該当している方のみ 、接種期間が 令和 8 年 3 月 31 日 まで延長されます。
○対象年齢: 平成 9 年 4 月 2 日生まれ~平成 21 年 4 月 1 日生まれの方
○対象条件:令和 4 年 4 月 1 日~ 令和 7 年 3 月 31 日 までに 1 回以上接種しているが、まだ接種が完了していない方
○接種期間:令和 8 年 3 月 31 日 まで

〇対象者
阿見町では3月末に、令和6年度の定期接種の対象となる方へ、子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)予防接種のご案内を郵送しました。
令和6年度に初めて定期接種の対象となる方には、予診票も同封しています。

定期接種対象者
小学校6年生から高校1年生相当年齢の女性(平成20年4月2日~平成25年4月1日生まれ)

キャッチアップ接種対象者(令和7年3月末まで)
平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性
キャッチアップ接種については、こちらをご覧ください。

〇接種期間
小学校6年生の4月1日から高校1年生相当になる年度の3月31日まで
※例えば、現在高校1年生相当年齢の方は令和7年3月31日までとなります。
※通常、全3回の接種の完了までには約6か月の期間がかかります。(9価を15歳未満で開始する場合は2回で完了することができます)
接種期間内に終わるよう、計画的に接種を進めましょう。

〇接種の進め方
対象者の状況 | 対象ワクチンと進め方 |
---|---|
これからHPVワクチンの定期接種を始める方 | 2価、4価、9価のいずれかで、3回接種します。 ただし9価を15歳未満で開始する場合は、2回で完了することができます。 (どのワクチンを選択するかは医師と相談しましょう) |
HPVワクチンの定期接種を1~2回接種している方 | 原則は3回とも同一ワクチンで接種を完了させますが、接種医と相談のうえ、残りの接種に9価を選択することも可能です。 |
HPVワクチンの定期接種を3回完了している方 | 接種は必要ありません。 |
過去に阿見町が発行した予診票をお持ちの方は、今年度もその予診票をご使用いただけます。

〇接種スケジュール
予防接種の種類 | 回数 | 標準的な接種間隔 | 法定接種間隔 ※ 標準的な接種間隔での接種ができない場合 |
---|---|---|---|
サーバリックス(2価) | 3回 | 1回目から1か月あけて2回目を接種した後、1回目から6か月あけて3回目を接種 | 1回目から1か月以上あけて2回目を接種した後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上あけて3回目を接種 |
ガーダシル(4価) | 3回 | 1回目から2か月あけて2回目を接種した後、1回目から6か月あけて3回目を接種 | 1回目から1か月以上あけて2回目を接種した後、3か月以上あけて3回目を接種 |
シルガード9(9価) | 3回 | 1回目から2か月あけて2回目を接種した後、1回目から6か月あけて3回目を接種 | 1回目から1か月以上あけて2回目を接種した後、3か月以上あけて3回目を接種 |
シルガード9(9価) ※15歳未満で開始する場合 | 2回 | 15歳の誕生日前日までに1回目の接種をした後、1回目から6か月あけて2回目を接種 | 1回目と2回目の接種は少なくとも5か月以上あける ※5か月未満の場合、3回目の接種が必要 |

〇費用
無料(対象者が接種期間内に、町の予診票を使って接種した場合)
※接種期間を超えたり、町民でなくなった場合には阿見町の予診票は使用できません。
リーフレット(概要版)
リーフレット(詳細版)
リーフレット(接種後)

【※注意事項】
予防接種により期待される効果や、予想される副反応などについて、接種を受けるご本人もよく理解したうえで受けましょう。ご不明な点や気になる点は、接種を受ける前にかかりつけ医(接種医療機関)にご相談ください。
13歳以上の場合、保護者の同意署名記入により、お子さんだけでの接種も可能ですが、急な体調変化を来たす恐れもあるため、保護者の同伴をお勧めします。
16歳以上の方は、予診票の同意欄は、被接種者の同意署名で接種が可能です。

〇シルガード(9価ワクチンについて)
Q:既に2価または4価ワクチンで接種を始めています。残りの回数に、9価ワクチンを使用することは出来ますか?
A:「交互接種」については、同じ種類のワクチンで接種を完了することを原則としますが、2価または4価ワクチンを使用して接種を開始した方が、残りの回数を9価ワクチンで行うことについても、安全性と免疫原性が一定程度明らかとなっていることや、海外での取り扱いを踏まえ、適切な情報提供に基づき、医師と被接種者等がよく相談した上であれば、実施して差し支えないこととする予定です。(厚生労働省通知より)
※原則は1回目~3回目を同じワクチンで完了することになっていますが、
適切な情報提供のうえ、医師と予防接種を受ける方でよく相談したうえで実施して差し支えありません。
接種例)1回目2価または4価⇒2回目2価または4価⇒3回目9価
1回目2価または4価⇒2回目9価⇒3回目9価

インターネットでの交付手続き
予診票の交付か再交付かによって申請するフォームが違います。
申請いただく際には予防接種の履歴に関するページのアップロードが必要です。
詳細はリンク先のページをご覧ください。
1.交付申請:https://apply.e-tumo.jp/town-ami-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=63087(別ウインドウで開く)
2.再交付申請:https://apply.e-tumo.jp/town-ami-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=63090(別ウインドウで開く)