阿見町液状化ハザードマップ
- [2021年9月1日]
- ID:9181
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
はじめに
地震によって引き起こされる地盤災害のひとつに「液状化」と呼ばれる現象があります。液状化は、揺れによって地盤が泥水のようになり、宅地や住宅、道路や埋設管などに被害をもたらします。
近年の液状化被害は、東北地方太平洋沖地震(2011年)、熊本地震(2016年)、北海道胆振東部地震(2018年)で確認されています。宅地において広範囲に液状化が発生し、住宅の沈下や傾斜、道路や上下水道、電気、ガスなどのライフラインが断たれるなどの被害が発生し、液状化が長期にわたって日常生活に甚大な影響を及ぼすことが改めて浮き彫りとなりました。
液状化ハザードマップ
宅地における液状化被害を軽減するためには、行政が主導する事前の対策事業や発災時の対応にあわせ、住民などが自ら行う日ごろからの備えも重要となります。そのためには、住民と行政の間で液状化に関する共通認識を持つことが重要です。
そこで阿見町では宅地の液状化に関するリスクコミュニケーションを図るためのツールとして「液状化ハザードマップ」を作成しました。液状化ハザードマップでは、「どこで液状化の発生傾向が強いのか」や「宅地で液状化が発生した場合の被害程度」、また、「液状化への備えとしての基礎知識」を整理しています。
液状化被害の軽減と地域防災力の向上に向けて、液状化ハザードマップをご活用いただければ幸いです。
液状化ハザードマップをご覧いただく際の注意事項
液状化ハザードマップ
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
液状化ハザードマップをご覧いただく際の注意事項
- 液状化ハザードマップにおける「地域の液状化発生傾向図」は、25,000分の1の精度で 作成された微地形分類図や空中写真を用いて作成しています。そのため、これらで確認できない小さな地形等は十分に反映されていない可能性があります。
- 地盤改良などにより個別に液状化対策が行われているところは反映されていません。
- 地形的な特徴などから液状化が発生しやすい箇所を検討していますが、地震の時に必ず液状化が発生するものではありません。
- 宅地の液状化危険度マップは、阿見町内のボーリングデータを整理し、250mメッシュとして整理しています。そのため、さらに細かい対象である個々の宅地などを評価するものではありません。
- ボーリングデータがない箇所については評価の対象外としています。