災害時の避難について(新型コロナウイルス感染症と自然災害の複合災害に備えて)
- [2021年5月20日]
- ID:7381
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大雨による水害や土砂災害への備えを万全に
日本列島では近年、大雨による甚大な被害が出ております。
集中豪雨や台風による水害・土砂災害への備えが大切です。
台風等に関する気象情報は、テレビなどによりある程度事前に把握することが可能です。
災害による被害を最小限にするため、日頃から防災意識を持ち、災害に対する準備、家庭や地域での連携と助け合いにより、安全を守りましょう。

町が発令する避難情報について
災害の危険が迫った場合、緊急度の段階に応じて、「警戒レベル4 避難指示」等の避難に関する情報が発令されますが、「警戒レベル4 避難指示」等の対象区域外であっても、危険だと判断した場合は自主的かつ速やかに避難を行ってください。避難をした結果、なにも起きなければ「幸運だった」という心構えでいましょう。

土砂災害、洪水から身を守りましょう!
土砂災害は突発的に発生し、一瞬にして生命や財産を奪ってしまいます。日頃から下記のような現象には注意し、少しでもおかしいと感じたり、異常な確認をしたときは、早めに自主避難をしましょう。
●がけからの水がにごる
●斜面のひび割れ、変形がある
●がけから音がする
●地下水や湧水が止まる
●小石が落ちてくる
●異様なにおいがする
また、洪水で道路に水がたまると、徒歩や自動車での移動が難しくなります。
災害情報を積極的に収集し、早めに避難できるようにしましょう。

防災情報を収集しましょう
防災情報は、下記の情報源などから積極的に収集しましょう。
●テレビ・ラジオ・インターネット
台風等の進路予測、気象予報、警報などが入手できます。
●防災行政無線
大雨等の特別警報や土砂災害警戒情報の気象情報、、「警戒レベル4 避難指示」等の発令や避難所に関する情報などをお知らせします。
防災行政無線が聞き取れなかった場合は、下記の電話番号から聞くことができます。
☎0120-131-813(フリーダイヤル・通話料無料)
●緊急速報メール・エリアメール
緊急地震速報や特別警報のほか、災害・避難情報などが対象エリアにいる人の携帯電話に配信されます。
●あみメール(防災行政無線の放送内容が文字で確認できます)
災害・防犯情報等の緊急情報のほか、町のイベント情報が配信されます。
t-ami@sg-m.jpに空メールを送信し、登録してください。
●Yahoo!防災速報(スマートフォンアプリ)
緊急地震速報や豪雨予報をはじめ、さまざまな災害情報をプッシュ通知でお知らせします。
●水戸地方気象台ホームページ
天気情報、防災情報、気象・地震情報を確認できます。

新型コロナウイルス感染症と自然災害の複合災害時の避難
災害時は災害から身を守るために避難が必要ですが、密集する避難所での新型コロナウイルス感染症への感染が心配されており、十分な事前対策が必要です。
そのため、阿見町でも、新型コロナウイルス感染症に対応した避難所マニュアルを作成しております。
その中で町民の皆様に普段から考えていただきたいことをお知らせします。
新型コロナウイルスに対応した避難所運営マニュアル
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

分散避難
避難とは「難」を「避」けることであり、自宅等での安全確保が可能な場合には、感染リスクを背負ってまで避難所へ行く必要はないものと考えます。
本当に避難所へ行く必要があるのか、別の避難できる場所があるのか日ごろから考え、家族で話し合い決めておくことが新型コロナウイルス感染症の感染リスクを下げることに繋がると考えます。

事前準備
(1)自分の住んでいる場所は風水害時において、避難所へ事前に避難する必要があるのか確認する。
避難行動判定フローや阿見町災害ハザードマップを活用しながら、自宅での安全確保が可能か確認しましょう。
避難行動判定フローについてはこちらをご確認ください(内閣府ホームページへ)。(別ウインドウで開く)
洪水ハザードマップについてはこちらをご確認ください。(別ウインドウで開く)
土砂災害ハザードマップについてはこちらをご確認ください(別ウインドウで開く)。
(2)町が指定した避難所への避難だけではなく、災害の危険がない親戚や、知人宅への避難が可能か、ご検討ください。
避難所についてはこちらをご確認ください。(別ウインドウで開く)
(3)非常時持出品を確認してください。
町で準備できる物品には限りがあります。ご自分の健康状態を確認するための体温計等、可能な限り非常時持出品に加え
ておき、万一の際に持ち出すことができるようにしておいてください。
非常時持出品の例:マスク、アルコール消毒液、体温計、食料・飲料水、寝具(毛布等)、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、常
備薬・応急薬品

避難所での注意点
(1)手洗い、咳エチケット等の基本的対策の徹底
断水等の影響がない場合、頻繁に手洗いするとともに、咳エチケット等の基本的な感染対策を徹底してください。
(2)衛生環境の確保
物品等は定期的に、また、目に見える汚れがあるときは、家庭用洗剤を用いて清掃する等、施設内の衛生環境をできる限り
整えられるようご協力をお願いいたします。
(3)十分な換気の実施、スペースの確保
避難所となる施設内は、十分な換気と過密状態を防ぐために、避難された方同士の十分なスペースが確保できるようご協力
をお願いいたします。
(4)発熱、咳等の症状が出た方のための専用スペースの確保
発熱や咳の症状が出た方は、速やかに係員に申告してください。専用のスペースが確保できるよう配慮いたします。
また、症状が出た方のために専用スペースやトイレを設けた際には、ゾーンや動線を分けることがありますのでご協力をお願
いいたします。
※感染拡大を恐れて避難を躊躇することのないよう、「まずは避難最優先」の原則です。
今後も、阿見町での検討状況、皆様にお願いすること、避難の際の注意点等を随時更新していきます。