阿見町環境基本計画
- [2015年6月4日]
- ID:727
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計画策定の背景
阿見町は、日本第2位の面積を持つ霞ケ浦や緑豊かな稲敷台地など、良好な環境に恵まれた農村として発展してきました。昭和40年以降からは、開発や都市化の進展に伴って快適で文化的な生活環境が整ってきた反面、谷津田を中心とした耕作放棄地が増加し、緑や貴重な生物の減少が見られます。
また、水源と霞ケ浦をつなぐ河川は自然性を失いつつあり、かつて町民の生活と密接に結びついていた霞ケ浦は、富栄養化に伴う水質悪化により、近くにありながら遠い存在となってしまっているような状況です。
地球環境問題に目を移すと、地球温暖化対策に向けた国際的な協力が不可欠になっており、資源・エネルギーに関しては、資源の再利用やごみの減量、リサイクルによる資源循環型社会の形成が重要になっています。
多岐に渡る環境問題は、個別の対応だけでは解決できません。これら環境問題に対する取組を有効なものにするためには、町民・事業者・町が共通認識のもと、共に考え行動することが重要です。
これまで阿見町では、開発推進のための計画を中心にまちづくりを推進し、私たちはそれによってもたらされる多くの恩恵を受けてきましたが、これからは、あみの自然と暮らしの共生・共存を目指し、総合的な計画によりまちづくりを推進することとします。
基本理念
住民の定住意識が高く、地元への愛着が強い阿見町においては、人づくりが環境の重要な要素であるという認識のもとに計画の実現を目指します。
また、霞ケ浦の湖畔の町であり、霞ケ浦の水源の町でもあるという地域特性を活かして取り組むことに留意します。
これらの視点により、以下に示す基本理念を掲げ、これに基づき環境基本計画を進めます。
【基本理念】
あみの自然と暮らしの共生・共存に向けて
基本方針
- 町ぐるみで環境教育に取り組み、子どもたちに環境の大切さを伝えます
- 霞ケ浦の水源を保全し、霞ケ浦とのつながりを感じる環境を取り戻します
- 開発においては自然に配慮し、あみの豊かな自然環境を守り育てます
- 地球環境への貢献を意識し、日常生活からできることに取り組みます
計画の概要
阿見町環境基本計画概要版
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