麻しん(はしか)にご注意ください
- [初版公開日:2025年04月30日]
- [更新日:2025年4月30日]
- ID:14680
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麻しん(はしか)患者の発生について

麻しん(はしか)について
麻しん(はしか)は感染力が極めて強い感染症で、麻しんウイルスに対する免疫がない方が感染した場合、ほぼ100%の方が発症すると言われています。
乳幼児や免疫力の低下している方では肺炎や脳炎などの合併症を併発することもあり、重症のときは死に至ることもあります。
合併症がなくても入院を要したり、妊婦では流産や早産を招く恐れもある疾患です。
特徴 | 感染力は強く、発症率も高い |
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感染経路 | 飛沫感染、空気感染 |
潜伏期間 | 約10〜12日間 |
症状 | ※カタル期 発熱(38℃前後)、せき、鼻汁など風邪様症状 ※発疹期 一時発熱が下がり、再度高熱(39℃から40℃)、赤色小斑状発疹が顔から全身に広がる ※回復期 体温が落ち着き、発疹は色素沈着し消退、回復に向かう |
伝播可能期間 | 発病1日前から解熱後3日間(もしくは発疹出現後5日目)まで |
予防方法 | 予防接種 |
治療 | 安静と対症療法 |

疑わしい症状が出た場合
37.5℃以上の発熱や、せき、発疹など麻しん(はしか)を疑う症状が出た場合は、他の人との接触を極力避けて、早めに医療機関に受診してください。
なお、医療機関を受診される場合は、事前に電話で「麻しんに感染しているおそれがある」ことを伝え、受診の仕方を確認してから受診してください。