帯状疱疹ワクチン定期予防接種を開始します
- [初版公開日:2025年04月01日]
- [更新日:2025年4月1日]
- ID:14485
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高齢者帯状疱疹定期予防接種のご案内
令和7年4月から、帯状疱疹ワクチンが定期予防接種の対象になりました。
帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、痛みを伴う水疱が出現する病気です。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。
対象者 | 町内在住で以下の対象年齢の方 または60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる疾患で、身体障害者手帳1級を取得している方
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助成額 助成回数 |
※助成対象となるのは今回の1度のみです。 | |
助成期限 | 令和7年4月1日(火曜日)~令和8年3月31日(火曜日)まで | |
接種場所 | 帯状疱疹ワクチンを取り扱っている県内の医療機関(別紙参照) | |
自己負担額 | 接種費用から助成額を差し引いた額は自己負担となります。接種費用は医療機関によって異なりますので、医療機関に問い合わせてください。 自己負担額 = 接種費用(医療機関が決めた額) ― 助成額 ※生活保護を受給中の方は無料となります。健康づくり課で自己負担免除券を発行しますので、接種を受ける前にご連絡ください。 | |
接種の際 持参するもの |
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帯状疱疹ワクチンの種類
帯状疱疹ワクチンには2種類あり、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
ワクチンの種類 | 生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) |
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接種回数(接種方法) | 1回(皮下に接種) | 2回(筋肉内に接種) |
接種スケジュール | ― | 2か月以上の間隔を置いて2回接種 ※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。 |
接種できない方 | 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種出来ません。 | 免疫の状態に関わらず接種可能です。 |
接種に注意が必要な方 | 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。 | 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。 |
ワクチンの種類 | 生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) |
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接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
接種後10年時点 | - | 7割程度の予防効果 |
※ 合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

帯状疱疹ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へ問い合わせてください。
主な副反応の発現割合 | 生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) |
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70%以上 | ― | 疼痛* |
30%以上 | 発赤* | 発赤*、筋肉痛、疲労 |
10%以上 | そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* | 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛 |
※ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚労省にて作成

他のワクチンとの同時接種・接種間隔
いずれの帯状疱疹ワクチンについても、医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能です。
ただし、生ワクチン(阪大微研)は、他の生ワクチンと27日以上の間隔を置いて接種してください。

接種を受けた後の注意点
ワクチンの接種後30分程度は安静にしてください。また、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。接種当日の入浴は問題ありません。当日の激しい運動は控えるようにしてください。

予防接種健康被害救済制度について
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないため、救済制度が設けられています。制度の利用を申し込む時は、健康づくり課へご相談ください

接種実施医療機関
県内の医療機関で予防接種を受けることができます。取扱いワクチン、接種費用、事前予約の有無などは、医療機関ごとに異なります。必ず事前に医療機関に電話等で確認してください。
医療機関名 | 住所 | 電話 |
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阿見ぎぼクリニック | 鈴木4-170 | 888-8800 |
あみ小林クリニック | 若栗1765-1 | 888-2200 |
阿見第一クリニック | 中郷2-30-6 | 887-3511 |
あみ東クリニック | 吉原2672-10 | 889-8870 |
あみ泌尿器科クリニック | 本郷2-3-1 | 842-2200 |
市川ファミリークリニック | 本郷1-2-1 | 843-3301 |
印南クリニック | 荒川本郷1329-1 | 834-2222 |
さかえ医院 | 中央4-8-24 | 888-2662 |
滝沢医院 | 中郷2-1-3
| 888-3323 |
東京医科大学茨城医療センター | 中央3-20-1 | 887-1161 |
なるしま内科医院(組換えワクチンのみ) | 本郷1-22-1 | 869-4820 |
脳と心のクリニック | 南平台1-32-1 | 819-4047 |

インターネットでの交付手続き
予診票の交付か再交付かによって申請するフォームが違います。
詳細はリンク先のページをご覧ください。
1.交付申請:https://apply.e-tumo.jp/town-ami-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=63087(別ウインドウで開く)
2.再交付申請:https://apply.e-tumo.jp/town-ami-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=63090(別ウインドウで開く)