帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部を助成します(定期・任意)
- [初版公開日:2025年04月01日]
- [更新日:2025年4月1日]
- ID:14485
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
帯状疱疹は、過去に水痘にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、痛みを伴う水疱が出現する病気です。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。

助成の種類について
町では、帯状疱疹ワクチンの費用助成には、国の制度である「定期接種の助成」と阿見町独自の「任意接種の助成」の2つの方法がで助成を行っております。
助成額は「定期接種の助成」も「任意接種の助成」も同額です。
ただし、助成が受けられるのは1生に1度、どちらか一方のみです。

助成額・助成回数
- 生ワクチン:4,000円(1回のみ)
- 組換えワクチン:1回10,000円(2回分助成)

帯状疱疹ワクチンの種類
帯状疱疹ワクチンには2種類あり、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
ワクチンの種類 | 生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) |
---|---|---|
接種回数(接種方法) | 1回(皮下に接種) | 2回(筋肉内に接種) |
接種スケジュール | ― | 2か月以上の間隔を置いて2回接種 ※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。 |
接種できない方 | 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種出来ません。 | 免疫の状態に関わらず接種可能です。 |
接種に注意が必要な方 | 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。 | 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。 |
ワクチンの種類 | 生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) |
---|---|---|
接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
接種後10年時点 | - | 7割程度の予防効果 |
※ 合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

帯状疱疹ワクチンの安全性
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないため、救済制度が設けられています。制度の利用を申し込む時は、健康づくり課へご相談ください
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へ問い合わせてください。
主な副反応の発現割合 | 生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) |
---|---|---|
70%以上 | ― | 疼痛* |
30%以上 | 発赤* | 発赤*、筋肉痛、疲労 |
10%以上 | そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* | 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛 |
※ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より厚労省にて作成

定期接種(国の制度)の助成について
対象者 | 接種日時点で、阿見町に住民登録があり、 (1)60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる疾患で、身体障害者手帳1級を取得している方 (2)65歳以上の方(5歳刻みで5年間実施、その後は65歳のみが対象) ※令和7年度の(2)の対象者は以下の生年月日の方になります。
| |
---|---|---|
助成額 助成回数 |
※助成対象となるのは今回の1度のみです。 | |
自己負担額 | 接種費用から助成額を差し引いた額は自己負担となります。接種費用は医療機関によって異なりますので、医療機関に問い合わせてください。 自己負担額 = 接種費用(医療機関が決めた額) ― 助成額 ※生活保護を受給中の方は無料となります。健康づくり課で自己負担免除券を発行しますので、接種を受ける前にご連絡ください。 | |
助成期限 | 令和7年4月1日(火曜日)~令和8年3月31日(火曜日)まで | |
接種場所 | 帯状疱疹ワクチンを取り扱っている県内の医療機関(阿見町内協力医療機関一覧) | |
接種の際 持参するもの | ※対象者には令和7年4月に案内や予診票を郵送しています
|

予防接種健康被害救済制度について
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないため、救済制度が設けられています。制度の利用を申し込む時は、健康づくり課へご相談ください。


接種実施医療機関
医療機関名 | 住所 | 電話 |
---|---|---|
阿見ぎぼクリニック | 鈴木4-170 | 888-8800 |
あみ小林クリニック | 若栗1765-1 | 888-2200 |
阿見第一クリニック | 中郷2-30-6 | 887-3511 |
あみ東クリニック | 吉原2672-10 | 889-8870 |
あみ泌尿器科クリニック | 本郷2-3-1 | 842-2200 |
あみ皮膚科 | うずら野1-22-1 | 893-5277 |
市川ファミリークリニック | 本郷1-2-1 | 843-3301 |
印南クリニック | 荒川本郷1329-1 | 834-2222 |
さかえ医院 | 中央4-8-24 | 888-2662 |
滝沢医院 | 中郷2-1-3 | 888-3323 |
東京医科大学茨城医療センター | 中央3-20-1 | 887-1161 |
なるしま内科医院(組換えワクチンのみ) | 本郷1-22-1 | 869-4820 |
脳と心のクリニック | 南平台1-32-1 | 819-4047 |

インターネットでの交付手続き
予診票の交付(転入の時)か再交付(紛失した時)かによって申請するフォームが違います。
詳細はリンク先のページをご覧ください。
1.交付申請:https://apply.e-tumo.jp/town-ami-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=63087(別ウインドウで開く)
2.再交付申請:https://apply.e-tumo.jp/town-ami-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=63090(別ウインドウで開く)

任意接種(町独自の助成)について
対象者 | 接種日時点で、阿見町に住民登録があり、市区町村から助成を受けて接種をしたことがない方で、 (1)50歳以上の方 (2)18歳以上50歳未満であって、疾病または治療により免疫不全の方、免疫機能が低下した方または免疫機能が低下する可能性がある方 ※ただし、令和7年度定期接種対象者は定期接種として実施してください | |
---|---|---|
助成額 助成回数 |
| |
自己負担額 | 接種費用から助成額を差し引いた額は自己負担となります。接種費用は医療機関によって異なりますので、医療機関に問い合わせてください。 自己負担額 = 接種費用(医療機関が決めた額) ― 助成額 | |
接種場所 | 帯状疱疹ワクチンを取り扱っている阿見町・土浦市・牛久市の医療機関または龍ヶ崎済生会病院(接種実施医療機関一覧) ※上記以外のかかりつけ医療機関での接種のご希望がある場合は、健康づくり課までご相談ください。 | |
申請方法 | 必ず事前に電子申請または健康づくり課窓口のいずれかの方法で予診票の交付を受ける必要があります。 | |
予診票の期限 | 令和8年3月31日(火曜日)まで |

申請方法

電子申請の場合(50歳以上の方のみ)
電子申請はこちら
https://apply.e-tumo.jp/town-ami-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=55667(別ウインドウで開く)
※予診票は申請受理から、1週間程度で郵送いたします。

窓口申請の場合
健康づくり課(総合保健福祉会館「さわやかセンター」内)までお越しください。
原則、その場で予診票を交付いたします。※50歳未満の対象者については医師の記載欄があるため、後日再提出する必要があります。
<手続きに必要な持ち物>
▼ご本人が申請の場合
- 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など)
▼代理者(同一世帯以外のご家族等)が申請される場合
- 委任状
- 代理者の本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など)
※続柄が『同居人』の場合は、第三者とみなされますので委任状が必要です


接種実施医療機関一覧
取扱いワクチン、接種費用、接種可能日時、事前予約の有無などは、医療機関ごとに異なりますので、必ず事前に医療機関に電話等で確認してください。
接種実施医療機関一覧

予防接種による健康被害救済制度
任意予防接種後に、重篤な副反応により健康被害が生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に請求することができます。
ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)に
よるものなのか因果関係を国の審議会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に限ります。