熱中症に注意しましょう!
- [初版公開日:2024年06月19日]
- [更新日:2024年4月24日]
- ID:13243
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熱中症とは
熱中症とは、高温多湿の環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく、室内で何もしていない時でも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気を付けるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症予防のためのポイント

1.暑さに備えた身体づくり
- 1日3回、主食・主菜・副菜をそろえた食事を意識しましょう
- 食事をとると、食事に含まれる水分・塩分が補給され、体温を下げる効果のある汗をかきやすくなります
- 生活リズムを整え、しっかりと睡眠をとり、体調を整えましょう

2.エアコンや扇風機を上手に使う
- 室内の状態は、温度が28度、湿度が70%以下になるようにしましょう

3.のどが渇いていなくても、こまめに水分をとる
- 1日あたり、1.2リットルの水分補給が目安です
- 暑い日は気づかないうちに汗をかいています
- 活動量の多い日は汗の量に見合った水分補給と塩分の補給もしましょう
- のどの渇きは脱水のサインです
- のどの渇きを感じる前にこまめに水分をとりましょう
- 体温の調節機能が十分に発達していないお子さんや、体の水分量が少なくなる高齢者は特に注意が必要です

4.外出時は涼しい服装にする
- 猛暑日の暑い時間帯の外出は避けましょう
- 外出時は帽子や日傘を活用し、日陰を選んで歩きましょう
- 服装は、風通しの良い服を着用しましょう
- 氷や保冷剤、冷たいタオル、冷却グッズなどでなるべく体を冷やしましょう
- 感染症防止のためのマスク着用は、皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になったりするなど、熱中症の危険性が高まるため、特に注意が必要です

5.だれでも涼める場所「クーリングシェルター」を利用する
町内の公共施設で、暑い日にだれでも涼める「クーリングシェルター」を開放しています。ぜひご利用ください。


熱中症になってしまったら、熱中症をみかけたら



「熱中症警戒アラート」、「熱中症特別警戒アラート」について
令和6年4月に改正気候変動適応法が施行され、これまでの「熱中症警戒アラート」と新設された「熱中症特別警戒アラート」が法定化されました。
熱中症警戒アラート | 熱中症特別警戒アラート | |
---|---|---|
発表基準 | 府県予報区等内の暑さ指数情報提供地点のいずれかにおいて、 日最高暑さ指数(WBGT)が33以上となることが予想される場合 | 都道府県内のすべての暑さ指数情報提供地点において、 翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35以上となることが予想される場合 |
発表時間 | 前日の午後5時、または当日の午前5時 | 前日の午後2時 |
地域単位 | 全国を58に分けた府県予報区 | 都道府県単位 |
「熱中症警戒アラート」が発表された日は熱中症にかかる危険性が極めて高くなります。積極的に熱中症を予防するための行動をとり自身や身近な人の安全を守りましょう。
「熱中症特別警戒アラート」が発表された日は広域的に例のない危険な暑さとなり、人の健康にかかわる重大な被害が生じる恐れがあります。すべての方が涼しい環境で過ごすとともに、熱中症を予防するための行動を徹底して実施していただき、自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守ってください。


暑さ指数(WBGT)とは
