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あしあと

    高齢者虐待防止のために

    • [2017年9月28日]
    • ID:4173

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    高齢者虐待防止

    高齢者虐待とは

    高齢者を養介護している家族等や要介護施設従事者が、高齢者(65歳以上)に対して行う次のような行為とされます。意図的か結果的かは問いません。

    また、養護者が、他の養護者や同居人等による虐待行為を黙認・放任している場合も虐待とみなされます。

     ○身体的虐待

        平手打ちをする、つねる、殴る、蹴る、無理やり食事を口に入れる、やけど・打撲傷などを負わせる、

        ベッドに縛り付ける(身体拘束)、薬を過剰に服用させる(行動抑制)など

     ○介護・世話の放棄(ネグレクト)

        食事を与えない、長期間空腹や低栄養状態にする、入浴しないなどひどく不潔な状態を放置する、劣悪な住環境の中で生活させるなど

     ○心理的虐待

        排泄の失敗を嘲笑する、高齢者に恥をかかせる、怒鳴る、罵る、悪口を言う、侮辱を込めて子供の様に扱う、意図的に無視するなど

     ○性的虐待

        懲罰的に下半身を裸にして放置する、キス、性器への接触、性的関係を強要するなど

     ○経済的虐待

        日常生活費を渡さない、預貯金を勝手に使用する、財産を無断で処分するなど

     

     ●セルフネグレクト

       高齢による身体能力の低下や、認知症、うつなどの疾患により、客観的にみて生活能力や意欲が低下しているにもかかわらず、高齢者自身が援助を求めないでいる状態は、自己による介護放棄=セルフネグレクトの状態にあると考えられます。高齢者虐待の5つの類型には分類されませんが、虐待のケースと同様の支援が必要であるといえます。

        

    早期発見のために

    虐待を発見し、予防するためには、高齢者や養介護者のサインに気づくことが大切です。周囲の人や介護・医療関係者などの見守りや声掛けが支援につながる第一歩です。

    次のようなサインがみられたら、虐待が疑われる状況かもしれません。

         ※このリストのチェック状況のみによって虐待かどうか判定されるものではありません。疾患が原因である場合などもあり、総合的に判断する必要がありますが、周囲の気づきの目安としての一例です。


    高齢者虐待発見のサイン(簡易版)

    サインの分類

    チェック欄

    気になること・気づいたこと

    本人の様子からのサイン

     

    体に傷やあざがあるが、理由を聞いてもはっきりしない

     

    急におびえたり、こわがったりすることがある

     

    住まいや部屋がひどく汚れていたり、異臭がする

     

    衣服や下着(介護用オムツも含む)、寝具が汚れたままになっている

     

    薬や配達物などが放置されたままになっている

     

    無気力、あきらめ、なげやりな様子がみられる

     

    必要以上と思われる買い物をしている

    家族などからのサイン

     

    高齢者に対して冷たかったり、無関心である

     

    高齢者の世話や介護に対する拒否的な発言がある

     

    高齢者の健康や病気に関心が無く、医療機関の受診を勧めても応じない

     

    介護や世話にひどく疲れているようにみえる

     

    介護や世話にこだわりを持ち、他人の助言を聞き入れない

    地域で気づきやすいサイン

     

    家族や高齢者の怒鳴り声や悲鳴、物が投げられる音などが聞こえる

     

    草が生い茂り、ゴミが放置されるなど、家や庭の手入れが適切でない

     

    郵便受けや玄関先に新聞や郵便物がたまっている

     

    高齢者が戸外に座り込んでいたり、うろうろしていることがある

     

    見かけない工事業者やセールスマンが頻繁に出入りしている

    ダウンロードはこちらから

    高齢者虐待発見のサイン(簡易版)

    Adobe Reader の入手
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    ※より詳しくチェックする場合はこちら

    高齢者虐待発見チェックリスト(詳細版)

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    ~~~介護や世話をしている方へ~~~

     自身では気づかないうちに虐待してしまうこともあります。気づかないうちに不適切な対応になっていませんか?
    セルフチェックリスト

    チェック欄

    内容

     

    言う事を聞かなかったり説明しても何度も同じことを繰り返すので、無視したり怒鳴ったりしてしまう

     

    悪いことだとわかってもらうために、しつけのつもりでたたくなどしてしまう

     

    認知症により徘徊するので、部屋から一人で出られないようにしている

     

    本人の状態が悪いのが恥ずかしいので外に連れ出したり、人に会わせたりしていない

     

    年金や預金などを本人のための目的ではなく無断で使っている

     

    人前でオムツ交換をしたり、しばらく裸のままにしておくことがある

    虐待におちいらないために

     もしも自分自身が介護に疲れていると感じたり、高齢者に対する態度に不安を感じたらいつでもご相談ください。負担が軽くなるようお手伝いいたします。

    また、もしかして・・・と思ったら、迷わず通報・相談をお願いします。確認の結果、虐待ではないことが判明しても通報者に不利益になることはありません。

    あなたの気づきで救われる人がいます!


    ◇相談・通報先◇

     阿見町役場高齢福祉課      029-888-1111(内線141・142)

     阿見町地域包括支援センター  029-887-8124


    暴力行為があるなど命の危険がある場合は警察への通報もお願いします。

     牛久警察署             029-871-0110



    お問い合わせ

    阿見町役場保健福祉部高齢福祉課

    電話: 029-888-1111

    ファクス: 029-887-9560

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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