霞ケ浦の浄化に向けた取り組み
- [初版公開日:2023年02月16日]
- [更新日:2023年2月16日]
- ID:1812
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「泳げる霞ケ浦」を目指して
町では、霞ケ浦流域21市町村で構成する「霞ヶ浦問題協議会」や、各種団体および個人で組織する「阿見町家庭排水浄化推進協議会」と連携して、泳げる霞ケ浦を目指し、さまざまな取り組みを行っています。

霞ヶ浦清掃大作戦
▲清掃の様子
毎年3月、霞ヶ浦湖岸および花室川の清掃活動を行っています。
この活動には、毎年、町内66行政区の代表の皆さんをはじめ、町内事業所の皆さん、町職員などが参加しており、大量のごみが回収されます。
実施期日 | 参加人数 | ごみ回収量 | 備考 |
---|---|---|---|
平成29年3月5日 | 297人 | 4,450kg | 粗大ごみ等2,150kg |
平成30年3月4日 | 305人 | 820kg | |
平成31年3月3日 | 303人 | 1,020kg | |
令和 2年3月1日 | 177人 | 3,680kg | |
令和2年度 | 中止 | ||
令和3年度 | 中止 |

家庭用使用済み天ぷら油の回収
▲専用の回収缶で回収しています
家庭排水浄化推進協議会では、毎年2回、5月と11月の町内クリーン作戦に合わせて家庭用使用済み天ぷら油の回収を行い、霞ケ浦汚濁負荷の軽減を図っています。
回収の手順は次のとおりです。
- 使用済み天ぷら油の天かすなどを取り除く
- 油をペットボトルなどに入れる
- 行政区指定の回収場所に油の入ったペットボトルを持っていく
- 油を回収缶に移す(写真)
- 空になったペットボトルなどは、次回の回収に使用するか、燃えるごみとして処分する
不純物が多く混入していると、資源として回収できない場合がありますのでご注意ください。
年度 | 回収量(2回の合計) |
---|---|
平成29年度 | 2,061リットル |
平成30年度 | 1,709リットル |
令和元年度 | 1,636リットル |
令和2年度(拠点回収量) | 520リットル |
令和3年度 | 1,156リットル |
令和4年度 | 1,317リットル |

水質監視員の活動
町では水質監視員制度を設け、町内4河川と霞ヶ浦の日常的な水質監視を行っています。
水質監視員は日常の水質監視のほか、毎年6月に国土交通省が行なう「身近な水環境の全国一斉調査」や、毎年10月に霞ヶ浦問題協議会が行なう「霞ヶ浦流入河川水質調査」に参加して水質調査を実施しており、霞ヶ浦流域の水質把握において重要な役割を担っています。

▲霞ヶ浦流入河川水質調査(11月)の様子

小野川探検隊交流事業

▲霞ヶ浦ふれあいランド他(行方市)で行われた河川巡視船体験の様子
小野川探検隊とは、霞ヶ浦流入河川の一つである小野川流域の市町村が中心となり、自然・歴史・文化に触れる機会を提供する事業です。
阿見町では、乙戸川と桂川が小野川の支流となっています。
交流事業は毎年8月頃に行われ、流域市町村の小学生が霞ヶ浦や小野川流域の豊かな自然に集い、楽しい夏の一日を過ごしながら水質浄化の大切さを学びます。

さまざまな啓発活動
このほかにも、次のような啓発活動に取り組んでいます。
- 9月1日の「霞ヶ浦の日」に合わせた水質浄化キャンペーン
- さわやかフェアにおけるパネル展示
- ミニ消費生活展におけるパネル展示

はじめてみませんか? 霞ヶ浦浄化対策
私たち一人ひとりにできる霞ケ浦浄化対策があります。あなたも始めてみませんか?

家庭排水浄化推進協議会では新規会員を募集しています
阿見町家庭排水浄化推進協議会では、泳げる霞ヶ浦を目指し、水質浄化を共に考え、行動してくださる仲間を募集しています。
詳しくは、事務局の生活環境課まで問い合わせてください。