薬物乱用防止
- [2016年4月18日]
- ID:1141
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薬物乱用防止

「ダメ。ゼッタイ。」普及運動
今日、薬物乱用問題は全世界的な広がりを見せ、人間の生命はもとより、社会や国の安全や安定を脅かすなど、人類が抱える最も深刻な社会問題の一つとなっています。
このため、国連は平成10年(1998年)6月に国連麻薬特別総会を開催し、21世紀において、国際社会が一丸となって地球規模で拡大する薬物乱用問題の解決に取り組むための指針となる政治宣言および行動計画等を採択しました。
このうち、「薬物乱用防止のための指導指針に関する宣言」(国連薬物乱用根絶宣言)は、平成20年(2008年)を目標として、薬物乱用を根絶することを目指しています。
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、国連薬物乱用根絶宣言(1998年~2008年)の支援事業の一環として、官民一体となり、国民一人一人の薬物乱用問題に対する認識を高め、併せて、国連決議による「6. 26国際麻薬乱用撲滅デー」の周知を図り、内外における薬物乱用防止に資することを目的として行うものです。

参考Q&A
Q1 薬物を乱用すると、どのような弊害があるのでしょうか。
A1 薬物乱用の弊害は、中枢神経系を侵し、強度の依存症を生じます。
Q2 薬物乱用へ誘う魔の手は、そんな簡単に伸びてくるのですか。まじめに生活していれば、危険はないと思うのですが。
A2 薬物乱用への誘惑は、いたる所に存在しています。それは、手をかえ、品をかえ、突然に私たちを襲ってきます。
Q3 覚せい剤の恐ろしさについては耳にしますが、種類によっては、さほど危険ではない薬物もあるのではないですか。
A3 安全な乱用薬物などありません。症状や特徴は多少異なっても、どれも心身をボロボロになるまでむしばみます。
Q4 他人に迷惑をかけなければ、これは個人の自由の問題であり、薬物の乱用も別にかまわないのではないですか。
A4 薬物乱用の弊害は必ず周囲の人々をも巻き込み、幾多の悲劇を生み出します。決して「被害者なき犯罪」ではありません。
Q5 薬物乱用防止を呼びかけることは、かえって危険なのでは。それは"寝た子を起こす"ような結果になりませんか。
A5 現在の情報社会では、いつ薬物の情報に出会うか分かりません。そのような時のためにも、積極的に正しい知識を伝えることが必要です。
Q6 外国旅行中に"薬物"を覚え、帰国後常用者になっていくという話を耳にします。外国には規制法がないのですか。
A6 日本同様、各国にも厳しい法律と罰則があります。国家をあげて、その対策には、全力を傾けています。
Q7 最近、向精神薬の乱用と言うことが新聞、雑誌でよく見かけます。向精神薬とはどんな薬を言うんですか。
A7 向精神薬とは、中枢神経に作用して精神の機能に影響を及ぼす薬で、かつ、乱用のおそれのある薬のことをいいます。具体的には、睡眠薬や精神安定剤がこれにあたります。

薬物乱用防止啓発活動
- 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動:毎年6月~7月(全国的)
- 麻薬・覚せい剤乱用防止運動:毎年10月~11月(全国的)
- 薬物乱用防止キャンペーン:「さわやかフェア時」 (阿見町、土浦保健所、薬物乱用防止指導員)