給食センターの一日(1)
- [初版公開日:2025年10月14日]
- [更新日:2025年10月14日]
- ID:11458
給食センターの一日
阿見町給食センターでは、4名の栄養士が作成した献立を元に、約30名の調理員が給食を作っています。
小学校7校、中学校3校、保育所3か所の約4500食分の給食を、2献立制で調理しています。
なかなか見る機会がない給食センターの様子を、3回に分けてご紹介します。
(1)調理作業前の準備から下処理まで
身支度
清潔な白衣、帽子、マスクを身に付けます。髪の毛が帽子から出ないようにし、体全体に粘着シートを使って、髪の毛やほこりを取り除きます。
石けんをよく泡立てて、爪ブラシを使い、時間をかけて手洗いをします。
調理室内に入る前には、エアシャワーに入り、風で髪の毛やほこりを吹き飛ばします。

髪の毛が出ないように帽子をかぶります。
体全体にコロコロをかけます。
爪ブラシを使って手洗いします。

エアシャワーの様子。
食品の検収
納品された食品の品質、鮮度、産地や品温等を確認し、検収簿に記録します。
栄養士と調理員が状態を確かめながら、はかりで量って小学校、中学校、保育所ごとに仕分けしていきます。
肉や、魚などの加工品、豆腐など、かけられるものはすべて金属探知機にかけて、金属が付いていないかチェックします。
品質が悪くないか状態を確かめながら、計量します。
鮮度や産地、品温等を検収簿に記録します。
多い時で1日に200kgものキャベツが納品されます。
温度を計っています。
肉を金属探知機にかけています。
異物が付いていないか、目視でもチェックします。
下処理の様子
野菜等は下処理室で皮や根や芯を取り除きます。たっぷりと水をためた水槽で、水を取り替え3回しっかり洗います。
土汚れや虫が付いている可能性のある野菜は、野菜洗浄機にかけ、4回目の洗浄をします。
たっぷりと水をためた3層シンクで、3回しっかり洗います。
シンクをかえながら、きれいな水で洗います。
ねぎの葉を切っています。
野菜洗浄機で、4回目の洗浄をします。
食材を切る
上処理室では、ハンサ―という機械で、野菜を切ります。刃を変えることで、いちょう切りや千切り、角切りなど、さまざまな形に切ることができます。
上処理室でも、切った野菜等を金属探知機にかけて異物混入がないかチェックします。
給食への異物混入防止のため、機械のネジの外れがないか、包丁やハンサーの刃は、欠けていないか、使用前、使用後の確認を行い、記録します。
ハンサーで野菜を切っています。
なすがスライスされています。
野菜を切ったあとも、金属探知機にかけます。


