同和問題について
- [2018年2月20日]
- ID:4577
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同和問題とは
日本社会の歴史的発展の過程において形成された身分階層構造に基づく差別により、一部の人々が、経済的、社会的、文化的に低位の状態におかれ、現代社会においても、なお、いちじるしく基本的人権を侵害され、特に近代社会の原理として、何人にも保障されている市民的権利と自由を完全に保障されていないという、もっとも深刻にして重大な社会問題の一つです。

えせ同和行為とは
同和問題を口実にして、不当な要求をする行為が「えせ同和行為」です。問題解決の大きな阻害要因となっています。「えせ同和行為」を排除するには、同和問題を正しく理解することが大切です。

「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されました。
「部落差別の解消の推進に関する法律」(部落差別解消法)が、平成28年12月16日に公布・施行されました。
この法律は、全ての国民に「基本的人権の享有を保障する日本国憲法の理念にのっとり、部落差別は許されないものであるとの認識の下にこれを解消することが重要な課題である」と定めており、部落差別のない社会を実現することを目的としています。
偏見や差別は、間違った認識の下に起こります。同和問題を正しく理解し、お互いの人権を尊重する社会を築いていきましょう。