あさひ日記（令和2年度3学期）

　6年生が，栃木県子ども総合科学館に，今年度の締めくくりとなる遠足に行ってきました。
　若干の雨の予報もありましたが，雲の切れ間からは日が差し，遠足日和となる中，「今日の天気は，誰の行いのお陰かな？」の問いかけに，たくさんの子が，われ先にと高く手を挙げていました。
　さまざまな科学に触れられる約15か所のブース，外に広がる冒険広場や遊びの広場を，グループごとに自由に歩き回り，1日を満喫しました。
　屋内のブースには，たくさんの体験コーナーが設置されており，直接科学に触れながら，「びっくりした！」，「おもしろかった！」などの声の中，明るく，はつらつとした笑顔を見せてくれていました。

　阿見町内にお住まいの薬学博士の先生をお招きし，6年生を対象にした薬物乱用防止教室を開催しました。
　お話では，「薬物の種類」や「薬物への依存性」，「薬物を使用したらどうなるのか？」など，事例を挙げたり，図や写真を示したりしながら，薬物を乱用することの怖さを，具体的に，そして分かりやすく教えてくださいました。
　そのお話を聞いた子どもたちからは，「薬物を乱用すると，こんなふうになってしまうなんて怖い。」，「絶対に薬物は乱用しない。」などの声があがり，これからの自分自身の在り方を明らかにしていました。

　今年度初めての授業参観を実施しました。ここまで，保護者の方々には，学校行事等へのご参加，ご来校をお控えいただいていた中で，やっとこぎ着けることができた学校公開となりました。
　今回の参観では，「教室外からの参観」，「分散の上，お子様1人につき1時間限定での参観」，「感染防止策への細かいお願い」など，大変ご不便をおかけすることが多くありました。…が，皆様，全面的に協力してくださり，改めて，保護者の方々の「自分たちの手で，子どもたちのことを守っていくんだ。学校の諸活動を支えていくんだ。」という意識の高さを感じ，感謝でいっぱいの時間ともなりました。本当にありがとうございました。
　久しぶりにご覧いただいたお子様の学校での様子はいかがでしたか？

　子どもたちの元気あふれる明るい笑顔が，学校に戻ってきました。
　年末年始は，なかなか外出もできず，家の中で過ごすことが多かったのではないかと思いますが，その静かな生活の中にあって，子どもたちは，今年の豊富や夢を思い描いていったようです。
　今年は「丑年」。心に決めた豊富や夢に向かって，ゆっくりでもいい，一歩一歩前進していってほしいと思います。
　最高の1年となりますように！