日本脳炎予防接種の特例措置について
- [初版公開日:2022年04月01日]
- [更新日:2022年4月1日]
- ID:7024
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

積極的勧奨の差し控えによる日本脳炎予防接種の特例措置について
日本脳炎の予防接種後に重い病気になったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで日本脳炎のご案内を行いませんでした。その後、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっています。
次の生年月日のお子さんについては、特例措置がとられています。日本脳炎の予防接種は1期を3回、2期を1回の合計4回の接種で接種完了となりますので、保護者の方は、お子さんの接種状況の確認をお願いします。
(1)平成14年4月2日~平成19年4月1日生まれで、20歳未満の方は、日本脳炎の予防接種(1期・2期)を定期接種として受けることができます。
(2)平成21年4月2日~平成21年10月1日生まれの方で、日本脳炎1期を7歳6ヶ月未満まで(1期の接種対象年齢)に接種完了できなかった方は、13歳未満の間(2期の接種対象年齢)に、1期分を定期接種として受けることができます。
※現在、製造上の問題により、日本脳炎ワクチンの流通が少なく、一時的に予約が難しい状況があります。各医療機関に定期予防接種の対象期間が近いことを伝えたうえで、ご予約をお取りください。

特例措置での接種の受け方
(1)(2)ともに、茨城県内の予防接種協力医療機関にご予約のうえ、予診票・母子健康手帳・保険証を持参して、接種してください。特例措置の接種期間であれば、接種費用は無料となります。
※予診票がお手元にない場合は、発行いたしますので、本人または保護者の方が母子健康手帳と身分証明書を持参のうえ、健康づくり課窓口にお越しください。
※ご不明な点がありましたら、健康づくり課まで問い合わせてください。

日本脳炎予防接種に関するQ&A

特例措置(1) 平成14年4月2日~平成19年4月1日生まれの方
日本脳炎予防接種の1期(3回)・2期(1回)を、20歳未満までの間、定期接種として受けることができます。

1期・2期の特例措置期間
20歳未満まで

今後の接種スケジュール
不足分の接種スケジュールについては、下表を参考にして、接種医とご相談ください。
平成23年5月19日までに接種した回数 | 今後の接種回数 | 特例措置(1)での接種間隔 |
---|---|---|
0回 | 4回 | ・1回目を接種後、6日以上(標準的には6日から28日)の間隔をおいて2回目を接種 ・3回目は2回目接種から6ヶ月以上(標準的にはおおむね1年)の間隔をおいて接種 ・4回目は3回目接種から6日以上の間隔をおいて接種 ※ |
1回 | 3回 | ・2回目を接種後、6日以上の間隔をおいて3回目を接種 ・4回目は3回目接種から6日以上の間隔をおいて接種 ※ |
2回 | 2回 | ・3回目を接種後、6日以上の間隔をおいて、4回目を接種 ※ |
3回 | 1回 | ・4回目を3回目接種から6日以上の間隔をおいて接種 ※ |
(※)1期の接種を3回(3回目まで)受けた人は、最後の接種から概ね5年~10年毎に1回接種することで、脳炎の発症を予防することが可能なレベルの抗体が維持されることが期待されます。

特例措置(2) 平成21年4月2日~平成21年10月1日生まれの方
7歳6ヶ月未満まで(1期の接種対象年齢)に接種完了できなかった1期分(3回)を、13歳未満の間(2期の接種対象年齢)に定期接種として受けることができます。

1期の特例措置期間
13歳未満
※1期不足分がある方は、1期不足分と2期を13歳未満の間に接種します。

今後の接種スケジュール
1期の不足分と、2期(1回)の接種スケジュールについては、下表を参考にして、接種医とご相談ください。
平成22年3月31日までに接種した回数 | 今後の接種回数 | 特例措置(2)での接種間隔 |
---|---|---|
0回 | 4回 | ・1回目を接種後、6日以上(標準的には6日から28日)の間隔をおいて2回目を接種 ・3回目は2回目接種から6ヶ月以上(標準的にはおおむね1年)の間隔をおいて接種 ・4回目(2期)を3回目接種から6日以上の間隔をおいて接種 |
1回 | 3回 | ・2回目を接種後、6日以上の間隔をおいて3回目を接種 ・4回目(2期)は3回目接種から6日以上の間隔をおいて接種 |
2回 | 2回 | ・3回目を接種後、6日以上の間隔をおいて4回目(2期)を接種 |
3回 | 1回 | ・4回目(2期)を3回目接種から6日以上の間隔をおいて接種 |