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セーリングを楽しもう!

[2018年2月2日]

セーリングとは

 セーリングは,1896年の第1回アテネオリンピックから競技として採用されている長い歴史を持つスポーツです。

 日本では,まだ認知度が低いセーリングですが,欧米では,最も人気のある身近なスポーツの1つと言われています。

 風の力を動力として,水上を滑走する速さや技術を競うセーリング競技は,昔はヨット競技と呼ばれていましたが,風の力で進むものという広い意味で「セーリング」という名称になりました。

セーリング競技の勝ち負けの決め方

 セーリング競技は速さを競う競技ですが,何もない水面をただ漠然と走っても比べようがないので,一斉にスタートしたヨットが広い水面に設置したブイを決められた順序に決められた回数を回り,フィニッシュした順位を競います。

 そして一度のレースで決するのではなく、複数回レースを行い、他の競技と異なる低得点方式という採点方式で、そのレース毎に順位を決めます。

 低得点方式とは、1位は1点、2位は2点、3位は3点といったように、レース毎の順位に応じた得点が加算される方式で、最終的に総得点の最も低い艇が優勝となります。

 国体では、競技開催中に全10種目で6レースずつ、合計60レースが行われる予定です。

 トーナメント方式の競技とは違い、最終レースが終わるまで順位が決まらないのが特徴です。

国体セーリングの種目や使用する艇種について

 国体では一部の競技を除いて成年男子,成年女子,少年男子,少年女子で種別を分けています。

国体セーリングでは

・ 成年男子は2人乗りの470級,1人乗りのレーザー級と国体ウィンドサーフィン級の3種目があります。

・ 成年女子は2人乗りのセーリングスピリッツ級,1人乗りのレーザーラジアル級と国体ウィンドサーフィン級の3種目になります。

・ 少年男子,少年女子で同じ種類のヨットを使用し、2人乗りは420級,1人乗りはレーザーラジアル級のそれぞれ2種目になります。

  合計10種目,6艇種を使って競技を行います。

470級

 全長が4.70mあることから470級「ヨンナナマル」と呼ばれています。
 2人乗り種目で使われている470級は3枚帆の高速艇で、乗員2名の適正合計体重が130kg前後とされている為、比較的小柄な日本人の体格に最も適したクラスと言われています。
 オリンピックにも採用されているため,大学生・実業団・一般などで普及し、1996年アトランタ五輪では日本女子が銀メダル,2004年アテネ五輪では土浦日本大学高等学校卒業の関選手と霞ヶ浦高等学校卒業の轟選手が銅メダルを獲得しました。
 また,阿見町出身で公益財団法人日本セーリング連盟オリンピック強化委員会ナショナルコーチの中村健次氏も4回オリンピックに出場し、その内2回(ソウル・アトランタ)をこのクラスで出場しています。

420級

 全長が4.20mであることから420級「ヨンニーマル」と呼ばれています。
 3枚帆・2人乗り種目である420級は、世界的にも普及している種目です。
 大きな浮力タンクがある為、逆さまだった状態になっても非常に安全であり、世界中でユース世代のトレーニングボートとして活用されています。
 先日行われた愛媛国体では、少年男子の部で茨城県が優勝を果たしました。
(上記の記事については、阿見町実行委員会ホームページ内で閲覧いただけます。)

レーザー級

 全長4.23m・1枚帆・1人乗り種目であるレーザー級は、世界で最も普及し、オリンピックでも採用されている種目です。
 世界中で普及している理由として、比較的低価格なため入門艇として普及してきた事が挙げられます。
 そして、艇体・セール・マスト等の全ての規格を均一化(ワンデザイン)させており、艇の性能ではなく選手の技術と少しの運で競えると言われているところが、このクラスの魅力のひとつでもあります。

レーザーラジアル級

 レーザー級と同じ艇体に、レーザー級と比べて面積を一回り小さくした帆を使用した1人乗り種目です。
 セールが小さく失速しやすい為、繊細な技術とバランスが求められる競技です。
 女子やユースを対象として作られたクラスで、オリンピックでは北京大会から正式採用されています。

セーリングスピリッツ級

 全長4.30m・3枚帆・2人乗り種目であるセーリングスピリッツ級は、国体艇種として日本セーリング連盟が開発したハイパフォーマンスなヨットを使用した種目です。
 セール(帆)が、ウインドサーフィンと同じような透明なフィルムを使用している為、他のヨットと区別がつき易いのも特徴です。

国体ウィンドサーフィン級

 全長2.70~3.1m以内のサーフボードと1枚帆のみの1人乗り種目である国体ウインドサーフィン級は、セーリング種目の中で最も体力を必要とし、最もスピードの出る種目です。
 ちなみにオリンピックでのウインドサーフィンはRX:Sという種目になり、大会で使用するボードのワンデザイン化や、ボードの重量が15.5kg(国体は14kg以上)である事など、国体とは異なる規格になります。

コースについて

国体セーリングのコースでは

 国体では10種目を行う為に,A海面とB海面のエリアを設定して,2海面同時にレースを行っていきます。


この2つは代表的なコースの見取り図です。

図の上から下に向かって風が吹いている状態を示しています。
このコースを形作るブイは,レース毎にレース開始の1~2時間前に競技役員が,風向きや風の強さを計算して設置します。風の強さや風向きによって一度設置されたブイが変更されることもあります。

セーリングの魅力

 他の艇と成績を競うスポーツですが,大前提として自然を相手に競うスポーツでもあります。

常に変化する風,潮,波の状態を,読みどおりに捉えて走っている時の爽快感,そして広大な海と空での開放感,これがセーリングの魅力です。


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阿見町役場町各種団体いきいき茨城ゆめ国体阿見町実行委員会

電話: 029-888-1111(226) ファクス: 029-887-9560

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