ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    阿見町名所百選 吉原小学校地区(その2)

    • [2015年1月7日]
    • ID:808

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    吉原小学校地区(その2)

    吉原小学校地区

    首都圏中央自動車道連絡道の牛久阿見I.Cやアウトレット、福田工業団地などを擁するこの地域は、首都圏方面から阿見町への交通の要所であり、町における商業、観光、工業の重要な地点です。
    背景に牛久大仏がそびえたち、昔からの建物や風習が今なお残っている地域でもあります。
    吉原小学校を起点として、今と昔が混在する風景を楽しみながら名所をたどってみましょう。

    吉原小学校地区 名所百選(その2)

     

    16 福田工業団地と大仏   17 高照寺   18 福田の奇祭

    ※各項目に貼られている地図は、名所百選の看板の位置またはその付近を示しています。

    ※名所百選はわかりにくいところにあるものがあります。詳しくは生涯学習課へお尋ねください。

     

     

    16 福田工業団地と大仏

    福田工業団地と大仏

    福田工業団地と大仏

    福田工業団地と大仏

     

    【福田/名所百選No.48】

    福田工業団地(面積115ヘクタール)は昭和56年(1981)10月から企業を募集し、工場誘致と建設を始めました。

    現在16社の企業が操業しており、阿見町の工業や経済発展の重要な地域となっています。

    また、工場周辺は格好の散策路で、ジョギングなどを楽しむ人の姿が見受けられます。

    この工業団地の南側の道路をはさんで牛久浄苑が整備され、120メートルという世界一の高さを誇る青銅製の大仏が、緑豊かな墓地庭園を見下ろしています。

    信仰の中心である巨大な仏像と、現代科学の粋を集めた工場群の対照という、特異な景観が形づくられています。

     

    17 高照寺

    高照寺

    高照寺

    高照寺

    カヤ

    【福田/名所百選No.6】福田939

    日江山放光院高照寺は、福田字本郷にある天台宗の寺院で、本尊は薬師如来(やくしにょらい)、法類に東京深大寺、善照寺、久野観音寺があります。

    天喜3年(1055)恵心僧都(えしんそうず)の弟子行弁(ぎょうべん)の開基と伝えられますが、過去帳では延宝元年(1673)の記載が最古なので、その頃に別な場所から移築されたとも考えられます。

    高照寺入口にある百万遍供養塔に、文政13年(1830)1月24日の日付で29世と言われる法印光栄の名を見ることができますが、昭和のはじめ無住の時に書類等を紛失したためか、寺歴は詳しくはわかっていません。

    境内にはカヤの巨木があり、歴史をしのばせます。

    当寺付近はかつて福田城があった場所で、西方の山中家裏手の竹林あたりに堀、土塁(どるい)に守られた主格部が顕在します。

    城の歴史はあまり明らかではありませんが、城主は室町前期では上杉家家臣、おそらく知久(ちく)家、次に岡見家進入時代にはその一族の福田豊後(岡見・若狭系系図より)、最後に土岐左兵衛尉(胤倫(たねとも)のち龍ヶ崎城主)(「野口家文書」)と考えられています。

     

    18 福田の奇祭

    福田の奇祭

     

    【福田/名所百選No.52】福田地区

    この祭りは、収穫感謝と子授け祈願をかねて行われるもので、大根で巨大な男根や女陰を作り、こっけいなしぐさが多いので、「馬鹿祭り」と呼ばれる奇祭として知られています。

    祭りは旧暦の11月15日~16日に行われます。

    起源は、村に疫病がはやり多くの死者が出たので、村の復興をはかるためにはじまったと伝えられます。

    福田地区の5つの坪が順送りに当番になります。

    送りつがれる「祭礼諸入用覚帳」に、明和元年(1764)から記録が残されているのをみると、250年以上の歴史があるといえます。

    祭りの模様は11月15日には当屋とその坪の全員(戸主)が集まり、鹿島神社へ出むいて掃除をしたり、カタギレを新しいものに交換して帰り、宴会となります。

    翌16日は次の当番へ引き継ぎする「ドウオクリ」で、馬鹿祭りの行列がこっけいなふるまいをしながら送っていきます。

    ヒョットコ面の男が大きな男根をもち、角かくしをしたオカメと紐で結ばれ、両手で男根を下腹にかまえて腰を振りながら太鼓に合わせておどります。

    天狗とオカメの面をつけた男が鯉を、ヒョットコ、オカメの面の者が大根の男根と女陰をかついで来当番の庭に入ると、集まった坪の人々が争って万燈を引き倒します。

    その飾りを持って帰ると縁起がよいとされています。

    その晩は引き継ぎが終わると宴会に移り、仮面をつけて大小の男根・女陰をかざしてこっけい味を加えながらおどり、夜もふけて手じめをうち「お開き」となります。

     

    お問い合わせ

    阿見町役場教育委員会生涯学習課

    電話: 029-888-2526

    ファクス: 029-888-0032

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム